伸びる平泳ぎをするには、体をまっすぐしている時間を作ること

こんにちは!関西・大阪の水泳個人レッスン Studio Swimmyの板東です^ ^

平泳ぎをラクに泳げるようになりたい方が躓きやすい1つに、泳ぎ全体に伸びがないせいで疲れやすく、しんどくなってしまうパターンがあります。

キックを打った後に手を動かすという流れは合っていても、表題のようにキックを打った後には体をまっすぐしている時間を作らないと、余裕を持ちながらラクに泳ぐことが難しくなります。

そこで今回は3つのパターンに分けて、それぞれの泳ぎ方にどういった違いや特徴があるのか確認してみましょう。

目次

キック後の伸び方に違いがある平泳ぎを比較

キックを打った後、すぐに手を動かすパターンの平泳ぎ

リズムよく泳ぎたい方にとってはいいかもしれないですが、これだと冒頭の話のように、キックを打った後に体をまっすぐしている時間がないせいで、泳ぎ全体に余裕を作ることが難しくなります。

キックを打った後、勢いがなくなるまで伸びている平泳ぎ

キックを打った後に、体をまっすぐしている時間を作って伸びていることに関しては合っています。

ただこの泳ぎ方だと、進んだ後に1回1回勢いがほぼ無くなってしまっているので、これだとリズムが悪く一連の泳ぎに勢いがないという別の原因でしんどくなってしまいやすくなります。

これは平泳ぎに限らずですが、どの泳法もある程度流れるように進んでいる勢いがあるから手脚の動作にスムーズさが増して、ラクに泳ぐことに繋がりやすくなります。

勢いがほぼ0の状態からしっかり進むようなパワー発揮をしている泳ぎ方にラクに泳げる要素は少ないかと思うので、この方法もおすすめはしません。

伸びる時間が何秒などの類の話は、人によって変わるので決まったものはないですが、ラクに泳ぐための伸び方にもある程度の限度があると認識して頂けたらと思います。

キックを打った後、ある程度伸びながら泳いでいる平泳ぎ


今回お伝えした3つのパターンの中でラクに泳ぐために、ある程度伸びながら泳いでいる平泳ぎの例になります。

伸びる長さについてですが、キックをして進んだ勢いが減速していくタイミングまで伸びるのが、おそらく1番効率が良いかと考えます。ちなみにその減速していくタイミングで息つぎの動作をしていくという流れになります。

1回1回の伸び方にムラがなく常に同じ伸び方をして泳いでいくと、キックをして1番よく進んでいる局面を維持しながら泳ぐことに繋がりやすくなります。

なので、余裕を持ちながらラクに泳ぐために、そういったような流れでチャレンジしてみてはいかかがでしょうか?

あとがき

今回も平泳ぎについての記事でした。平泳ぎが泳げるといっても”キックが得意だけど息つぎが難しい方”や”キックは苦手だけど息つぎならある程度できるよ”といった風に、泳げる方でも泳力の違いがあります。

キックでたくさん進める方にとっては、今回の最後の見本例がある程度参考になるかと思います。
ただ、キックであまり進まない方にとっては伸び方が少ない関係で、今回の話を元に泳ぐとテンポがおそらく速くなりがちになる可能性が高いかと思います。

なので、あくまでも1つの目安と捉えて頂き、そういった場合は、今の段階では完全に勢いがなくなる前に息つぎの動作をして泳いでいく。といったように、臨機応変に対応して頂けば幸いです。


p.s
そういえば、YouTubeで今回の話に似たような動画がありました。そちらもご参考にすると良いかもしれないですね。
芸能人に限らず、一般の方もあーやって堂々とカメラに向かって話せるというのは、いつ見ても凄いなと感心します。

今の僕には恥ずかしくてできないですね。笑


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