ラクに泳ぐために必要なポイントとしてよく使われる「力を抜く」とは?

こんにちは!関西・大阪の水泳個人レッスン Studio Swimmyの板東です^ ^

今回は決まった泳ぎのポイントではなく、指導者の方向けにいつもと違う記事を書いてみました。
もちろん、そういった方以外の人にも参考になる点はあるかと思いますので、よかったらぜひ読んでみて下さいね!


ラクに泳ぐために必要なポイントを伝えるときに、よく出ているワードとして「力を抜く」という言葉を目にします。
おそらく力が入りすぎているせいで、目的に対して何かしらうまくいかない原因になっているから、「力を抜く」という表現を使っていることが多いかと思います。

僕個人の意見としては、これだけを伝えるとなると抽象的だなという感想で、具体的にどのようにすれば良いのかわからないなと感じています。

この伝え方が悪いと否定したい訳ではありません。ただ、声かけの仕方1つで結果が変わることもあります。
指導者としてクライアントに対しての声かけは、目的達成のための大事な役割を成していると考えているので、このトピックに触れてみました。

指導者の方も含めて皆さんは、この「力を抜く」を具体的にどのように説明しますか?
今回は何気なく使っている言葉に着目して、考えてみたいと思います。

目次

力を抜くとは?

2つの意味を持ったパターンで考えられる

早速、僕が考える答えですが「脱力」と「力の出力の仕方」この2つの意味で考えられるかと思います。

ちなみに「脱力」とは、体から力が抜けてぐったりしてしまうという意味です。体の力が抜けてぐったりするほどなので、力の出し方としては限りなく0に近い状態を指すと考えます。

「力の出力の仕方」については、”力の出し方の加減”として捉えて考えてみて下さい。100%中の20%なのか、それとも60%なのか?車がスピードを出した時のメーター表示をイメージしたら分かりやすいかなと思います。

ということは、上記を踏まえて「力を抜く」という言葉を使った時に、これを具体的にどの程度なのかを明確にしておかないと、伝えた側と受け取る側で、正しく意思疎通ができなくなります。

そうなると、伝えた意味の取り違いが発生してしまい、指導において目的達成のためのアプローチと変わってしまうということに繋がりかねません。

なので、的確に伝えるためにも具体的にどの程度なのかを明示してあげることが大事になります。


例えばですが、バタフライの手の入水時に水飛沫がめちゃくちゃ立ってしまうので、水飛沫が今よりも立たないようキレイに泳げるようになりたいという方がいます。

コーチはその方に対して、腕全体にガチガチに力が入りすぎているから「力を抜くように」と伝えました。

その時の反応が腕や指先全体に力が抜けているのはいいですが、反対に力を抜きすぎているせいで、入水の仕方が雑になってしまいました。

コーチはそう言った意味で伝えたわけではないのですが、クライアントの方にとってはどの程度かわからないので、自分なりに調節しながら実践しました。

それに対して、コーチはクライアントに対して「力を抜きすぎ」と伝えるのですが、当然クライアントの方にとっては、「では、一体どの程度力を抜けばいいの?」と感じます。


自分が考えるプランのどこかで答えを伝えるタイミングがあればいいですが、こういったことを明確にできないと指導をする上で、果たしてこれは伝え方として的確だったのでしょうか?

そう言った意味で、こういった「程度を表すような言葉」というのは、相手に対して具体的にどの程度なのかをしっかり明示する必要があるというお話でした。

あとがき

今回は何気なく使っている言葉に着目して書いてみました。何気なく使っているということは、限りなく無意識的に使っている場合がほとんどかと思います。

この伝え方が悪いという訳ではなくて、それで自分が伝えたいことを相手にうまく伝わっていれば良いかと思いますが、指導者の立場として考えた時に、そんな曖昧な表現の仕方をして良いのか?とも感じています。

まあそれにしても、改めて日本語は難しいなと。自戒の念を込めて、普段からこういったことを当たり前にしないように気をつけないといけないと思いました。

p.s
曖昧な表現でふと思ったのですが、長年寄り添っている夫婦のやりとりでよくある、夫の「あれはどこにあるんや」で妻が何を言いたいのかが分かっているって、考えてみると凄いですよね。
そのときのシチュエーションと勘で、何を言っているのかすぐに答えに辿り着くって。笑

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