こんばんは!関西・大阪の水泳個人レッスン Studio Swimmyの板東です^ ^
今回は最近行ったレッスンでの話をシェアしたいと思います。
腰が沈みすぎないよう平泳ぎを泳ぐために
キックをする際に腰が沈みやすくなる原因
平泳ぎのキックをする際に腰が沈みすぎないように泳ぐポイントの1つとして脚の曲げ方(引きつけ方)があります。
この時に股関節を伸ばした状態で膝から下の部分を曲げてキックをしようとしている人ほど、腰が沈みやすい傾向にあります。
実際に平泳ぎを泳いでいるときは、脚を曲げたらその流れでキックを打って進んでいる関係で、腰回りが沈んでいることに気付きにくいかもしれないですが、水面でこの動作を行うとどれくらい沈みやすくなるのかが明白です。
体が沈みやすくなる主な原因として、浮いている体より上に脚があることが挙げられます。
浮いている体の上に脚があるということは、その分の脚の重たさが特に腰へかかりやすくなってしまうということです。
併せて、脚を曲げた際にふくらはぎの部分で水の抵抗を受けているので、これだとストップになる役割が強くなってしまい、腰の沈みを助長してしまうことに繋がってしまいます。
そのため、平泳ぎのキックを打つ際に股関節を伸ばした状態で膝から下の部分でキックをするというのは、腰周りの浮き沈みの観点から考えると、あまりおすすめはできません。
腰が沈みすぎないように泳ぐためのポイント
結論から話すと、腰が沈みすぎないように泳ぐためには、お尻の後ろに足がくるように曲げることがポイントになります。キックを打って伸びている際に水面に対してまっすぐな姿勢を保ちながら泳ぐためにも、ここのポイントは重要になるかと考えます。
このポイントをうまくできるようになるためには、脚を曲げる動作のときに股関節を曲げる動作も一緒にする必要があります。
ちなみに、お尻の後ろに足がくるように曲げた時の体の浮き加減はこんな感じです。
※腰が反って姿勢が悪くなってしまっているのはご愛嬌ということで。笑
多少、腰が沈みそうになっても1つ目の動画に比べたら腰が浮いていることが分かります。
なので、平泳ぎを泳ぐ際に腰が沈みすぎないように泳ぐためには、お尻の後ろに足がくるように曲げることが問題解決の糸口になる可能性があります。
今回の話の見本と失敗例
今回の話に出てきたキックを実際に行った平泳ぎの比較です。脚を曲げてキックを打ち、伸び進んでいるところの部分を比較して頂ければ分かりやすいかなと。
▪︎見本
▪︎失敗例
キックをする瞬間の姿勢の比較
キックをする瞬間の部分を切り取って比較してみました。水面にまっすぐ浮いているコースロープと、蹴る瞬間の肩から腰までの姿勢をマーカーで引いています。
▪︎見本
▪︎失敗例
人によって沈み具合は変わりますが、僕の場合だと写真のようになります。
まとめ
最近行ったレッスンでの話をシェアということで、腰が沈んでしまう原因や、腰が沈みすぎないよう平泳ぎを泳ぐためのポイントについて話していきました。今回話したポイントを実践していけば、必ず腰が沈みにくくなるというわけではありませんが、試してみる価値はあるかと思います。実際によくある例なので、心当たりがある方はよかったら参考にしてみて下さいね。
それではまた。
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