手が内側に入ってほしくない理由とは?

こんにちは!関西・大阪の水泳個人レッスン Studio Swimmyの板東です^ ^

背泳ぎを泳ぐ際に『手が内側に入りすぎている』と言われたことはありませんか?

ちなみに「手が内側に入っている」というのは、回している腕や手が自分の体軸の中心にきていますよー、という意味です。

けのびの姿勢を組むときのような手の位置にきている、と言った方がわかりやすいかもしれないですね。

これを聞くと、当然そのように言うんだから『それはしない方がいいんだな』と思うかと思いますが、実際にどうなっているのかイメージができると、おすすめしない理由が理解しやすくなるかと思います。

そこで、今回はなぜ背泳ぎの手を回す動作の際に、内側に入ってほしくないのか?について記事を書いていきたいと思います。

今回の記事がおすすめな方

▪︎体が右に左に蛇行してしまう方

▪︎思うように手の力で進まない方

▪︎イメージ作りで参考にしたい方

など

手が内側に入っている状態の背泳ぎ

まずは手が内側に入っている背泳ぎとはどんな状態なのか、確認してみましょう。

エラーパターン例では“手の動き”に注目して頂くために、体が左右にブレないよう動きを誇張して行っていますが、このときに見て頂きたいポイントは「水の押し初め」です。

手が内側に入らない方がよいとされる大きな理由としては、“水の押し始めが進みたい方向に押せないこと”が挙げられます。

水の押し始めが横から始まるということは、つまり2つ目の動画の場合だと「右」に進みやすくなるということです。

続けて、水の押し始めの時に手のひらがしっかり見えているということは、水を手のひらで捉えることができず撫でてしまっている可能性があります。

以上の理由から、水をできるだけ最初から“進みたい方向”へ押すためにも、手は内側に入らないようにした方が良いのではと考えています。

手がまっすぐ入水している背泳ぎ

最後に見本例として、手が内側に入っていない背泳ぎを確認してみましょう。

(よく見たらちょっと内側に入っていますね、ご愛嬌ということで大目に見て下さい。笑)

手が内側に入りやすい方は、意識的に”Yの字”のように少し広めに入水してみることをおすすめします。

最初は違和感があるかもしれないですが、まずは極端にやってみた方がわかりやすいかもです。

今回はこのあたりで。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。



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