こんにちは!関西・大阪の水泳個人レッスンStudio Swimmyの板東です^ ^
遠くに飛べるようになりたいのですが、どうすればいいですか?
先日のイベントレッスン内で、このようなお悩みの質問を受けました。
チャレンジしている方はご存知のように、飛び込み台を使ったスタートというのは、ほんと一瞬の出来事です。
その中で色んなポイントを押さえなければいけません。
例えるなら、ルービックキューブを一瞬で完成させるかのごとく、水泳において飛び込みというのはそんな職人技に近いようなところがあります。
1つの判断や意識が誤ると、気づいたときにはもうすでに水の中。
これは僕自身、今もチャレンジしているからこそ難しさはよくわかります…。
こんな風に飛び込みというのは、一瞬で色んなポイントを押さえながら飛ぶことが必須になるテクニックです。
いきなり自分にとって必要な全部のポイントを押さえながら行うことは、正直難しいです。
段階的に1つずつクリアしていくことが、結局のところ近道かもしれないですね。
今回は遠くに飛べるようになるための1つのポイントとして、構えた時の前脚のポイントについて話していきたいと思います。
前脚の膝は折れすぎないようにすること
構えたときの前脚は、突っ張り棒のようにしっかり台を踏んで膝が折れすぎないように固定すること。
遠くに飛ぶための準備として大事なポイントになります。
飛び込みに限らず、思いっきりジャンプをするときって、自分にとって飛びやすい脚の曲げ具合がありますよね。
思いっきり飛ぶために、ヤンキー座りのようなところまで脚を曲げることはないかと思います。
脚の曲げ具合については、人によってそれぞれ脚の長さや柔軟性などが違うわけなので、ぜったいこれぐらいがいいよ!というのは断言でないですが
構えた時の膝が曲がりすぎてしまうと、しっかり遠くへ飛ぼうとするための力が働きにくくなってしまう可能性があります。
なので、構えたときの前脚は膝が曲がりすぎないようにするために、突っ張り棒のようにしっかり台を踏んで固定すること。
これが遠くに飛ぶために必要なポイントの1つです。
見本例として、飛び込みの動画を載せておきます。
ご参考までに。
今回の話のNG例
遠くに飛ぶためには、前脚の膝が曲がりすぎないようにすること。
これが今回の話のポイントでした。
ここまでの内容は大丈夫ですか?
続けていきますね。
遠くに飛ぶためには膝が曲がりすぎないようにすることがポイントということは、遠くへ飛べない方は前脚の膝が崩れるように曲がりすぎてしまっていること。
こういったことがうまく飛べない原因に繋がっているかもしれません。
比較として、力を込めて飛ぼうとする時の写真を見てみましょう。
飛び方に違いはありますが、飛び始めの段階からすでにどっちが飛べそうなのかは一目瞭然です。
NG例のようになってしまう背景としては
・前に飛ばないといけないこと
・斜めの角度でキレイに入水しないといけないこと
こういったことが関係しているのではないかと。
ステップによっては、遠くへ飛ばずにキレイに入水することから始めた方がいいこともあります。
ただ、そこからステップアップをしようと思うとこんなポイントが必要になってくるんだなーと捉えて頂ければ幸いです。
あとがき
スタート台を使った飛び込み練習は基本的に機会が少ない方だと思います。
その貴重な機会を有効活用するためにも事前に陸上で補う運動をしてみたり、SNSやYouTubeなどで流れている情報を参考にしたりすること。
そういった準備をしっかりした上で挑んであげるのが良いのでは?と思っています。
しっかり今できることを最大限にやって、より良い結果に繋げれるようにしていきたいですね。
p.s
来月に飛び込みグループレッスンを現在企画中です。
近日中には情報を更新できるように現在進めておりますので、お楽しみに。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。